読書する女
3月9日日曜日 天気 晴れ 室温 4℃
久しぶりに手芸屋さんを覗くと、いろいろな材料パーツが並べられていたりして、必要な布を見に来たのについついよっこなもの(余計なもの)まで欲しくなって買ってしまう。昨日のマチちゃん達(小学生女子)みたい。(マチちゃん達は決して無駄遣いすることなくちゃんと(きちんと)していた。)zombieのハルオさんが見え、ハーバルノートの萩尾エリ子さんの本『八ヶ岳の食卓』を置いてゆく。私のあとホリちゃんに回すように、ということなので早速パラパラと読み始めると、春風のような文章と素朴な鉛筆画の挿絵が優しく、季節の美味しそうなレシピも全く特別じゃなくて、たとえば妖精の飲み物だなんて頁が日常の地続きに真っ向からやって来ても、「ああ、そうでしょうぇ。」などとスンナリ受け入れてしまうのだ。ハルオさんは読書家だから、今の私に必要な本をサラッと届けてくれたのかもしれない。